佑和会発行会誌「道人」に出てくる言葉の意味

佑和会で毎月発行している冊子「道人」に記述されている言葉について説明します。

同 会(どうかい)
あなた自身が考えていること、いましようとしていること。(自分自身のこと)
被同会(ひどうかい)
あなたの周囲の状況、物事の成り行きや結果、人間関係(他人)、他人と言うことで自分以外の人のこと。夫婦でも親子でも他人とみます。
対 中(たいちゅう)
その月の中で特に目に付いたり、耳に入ったりすること。
祐気撰用日 (ゆうきせんようび)
その月の中で、祐気(吉方位)採りに特によい日。
暗剣殺 (あんけんさつ)
凶方位、他人からの妨害を受ける。原因が他からくるので不可抗力。
五黄殺 (ごおうさつ)
凶方位、自分が原因で凶作用が起きてくる。予防が出来る。
本命殺 (ほんめいさつ)
自分の本命と同じ気がある方位で、健康を害し、難病奇病で悩むようになる。
的 殺 (てきさつ)
本命の気に真向かっている方位(気)。生活面に凶作用が起きてくる。目的を失い厭世的になってくる。
歳 破(さいは)
その年の十二支に真向かっている方位(気)。年間を通して不成就と孤立をもたらすようになる。
月 破(げっぱ)
その月の十二支に真向かっている方位(気)。歳破の十二分の一の凶作用がある。
祐 気(ゆうき)
互いに助け合って融合進展する関係を祐気といい、天は自ら祐(た)くるものを祐(た)くで、(天・神などという言葉が出たならば、それは自然との意味に解釈します)一生懸命努力をしていれば、自然は味方(助けてくれる)をしてくれるものである。との意味を持っています。
剋 気 (こっき)
互いに傷つけあいながら、分離消滅していく悪い関係をいいます。
遠 く
年も月もいい方位に当たっていますから、どんなに遠くまで行っても構いません。引越しなどはこの時期を選びます。
近 く
年の方位が悪く、月の方位だけがいいときで、日帰りの位の距離と時間内で実行します。
極近く
年が五大凶殺(暗剣殺、五黄殺、本命殺、的殺、歳破)で特に悪く、月だけがいいときです。時間が長かったり、遠くに行過ぎたりしますと、年の五大凶殺の作用を受けますから、近くへ散歩程度の距離と時間内で実行します。

※ 距離と時間は、運が平均されている人の場合です。現在運の強弱大小によって、祐気の採り方は変わってきますので注意が必要です。

方位の注意

各方位は十二支によって決められ、十二支一つが30度です。

  1. 東・西・南・北は、30度づつ。
  2. 東=卯   西=酉   南=午   北方=子
  3. 東南・南西・西北・北東、60度づつ。
  4. 東南=辰・巳  南西=未・申
    北西=戌・亥  北東=丑・寅

「年月祐気方位」のときは、出来れば一泊以上の旅程で撰用することが理想ですが、無理なときは日帰りの方法で実行します。

「年月祐気方位」とは、年盤方位も月盤方位も吉方位に当たり最大吉方です。

「日帰りの方法で撰用してください」のときは日帰りか、または近くへ散歩の方法で実行します。

「月盤祐気方位」とは年盤が凶方位で、その月の間だけが祐気方位(吉方位)です。

今回は列記いたしませんでしたが、「近くへ散歩の方法で実行する」の場合は、年盤五大凶殺(五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破)になっています。祐気方位がない場合に活用します。

方位は、プライベートの場合は自宅を中心にし、仕事関係では事務所や事業所を中心にして方位を決めます。

近いところは、市・区・町の地図、やや遠くの場合は、県・関東地区の地図、遠くの場合は、日本全図・世界地図等を用います。

東・西・南・北はそれぞれ30度、東南方、南西方、西北方、北東方はそれぞれ60度として線を引き、各線の範囲内がそれぞれの方位となります。目的地が線上になるような場合は方位がはっきりしませんから避けます。

地図は、磁石の図が載っているもの又は、南北の子午線が書き込まれたものを使用します。